3年工業科情報技術コース「ハード実習B」では、論理回路製作実習を行っています。
論理回路とはコンピュータ内部にある様々な演算をしてくれる回路です。
1週目にAND、OR、NOTといった基本論理素子のディジタル信号の流れと出力信号を確認することで基本動作を理解します。2週目からはコンピュータの計算に使われている加算器、スイッチのような動作をするマルチプレクサ、伝送ビットの誤り訂正をするためのパリティビット発生回路などを学びます。また、過去の入力に応じて未来の出力が決まるRSFFやJKFFのタイムチャートで動作を確認します。最終課題として電子サイコロの論理回路の設計を行います。
回路を設計するには論理的思考力や日頃勉強する数学を応用する力を要します。生徒たちは目的の回路を作るためにアイデアを出し合っています。